妄想はたのしい!!

三日坊主が脳内を赤裸々に描くだけのブログ

金沢弾丸旅行①

この前の土曜日、金沢に行ってきたので備忘録として。

 

土曜日は基本的に午前か午後のどちらかに部活がある。この前の土曜日は午前だったので、時間があった。夜行で行くことも考えたが、バス運賃が2000円ほど高いうえ、バス泊は脚がむくみやすいので、それならば金沢駅で快活クラブに泊まる方がよいと考えた。

行き張り切って早めに名古屋に着いたところ、やることもないし座るとこもないのでちょっと後悔。でも久しぶりにまちなかを歩くのは楽しい。お腹すいたのでスティックデニッシュを買ったがそれでも腹の虫はおさまらず、専門店を巡るもその場で食べにくいものが多く断念、結局外のコンビニへ。とはいえ名古屋の特産を食べたく味噌カツ味の駄菓子4枚入り130円を購入。肉はないに等しいがスパイスが効いていて美味しい。駅前広場で食べていると鳩が物欲しそうに寄ってきた。1mほどまで寄ってはこちらをチラ見し少し離れる。なんとも人間くさい。2枚だけ食べて残りをカバンにしまうと鳩も興味を失った模様。前に座ってたおじいちゃんと目が合い気まずくなったので再び駅中散歩に戻る。帰りは手羽先を買って帰ろうか、高校の時によく来たの懐かしいな、うまいもん横丁の配置変わりすぎててここどこ、とかなんとかやってるうちにいい時間になった。

 

スマホ乗車券を片手に様子を伺う私。どうやら降りてくる客はいなさそうだ。今思えば運転手さんの休憩が要るから当たり前なんだけども。運転手さんにQRコードを見せる。昼行だが親切にもスリッパを用意してもらえ、使わないとしても嬉しかった。ちゃんと乗れたことに安堵して辺りを見回すと私以外に客がいない。妙だなと思いつつも、後ろが空いてるうちに座席の角度を調節しておく。ちゃっかりちゃっかり。結局私以外の乗客は足ムキムキのpcカタカタ兄ちゃん一人であった。ほんのり揺れるバス。心地よいアナウンス。その上リクライニングし放題とあって、眠くならないはずはない。目を開けて車窓に目をやると、広い川に白い夕日が映えている。美しい。寝ぼけ眼でGoogleマップを開くとどうやら揖斐川だったらしい。やはり景色の移り変わりを見ると移動している実感が湧いて良い。これは飛行機に乗るのが好きではない理由の3つ目だったりする。(1つ目は耳が痛いこと、2つ目は高いこと) 休憩でSA金沢にとまって以降はずっと起きて明日の予定を立てたり金沢駅のグルメを調べていたら、スマホの充電および通信量がカツカツで焦った。

 

金沢駅付近は予想以上に都会だった。よく知らないが北陸地方の中では主要都市なのだろうか。聞こえてくる方言が新鮮で一気にテンションが上がる。ひとまず駅のショッピング街のようなところにある魚菜屋に向かった。着いたのが8時すぎだったので土産物店は照明が落とされ、魚菜屋もそろそろラストオーダーのようだった。上刺身定食をタブレットから注文。醤油がついていなかったり、ホールの店員さんがおっちょこちょいだったりしたが、とても美味しかった。金沢名物ののどぐろ、ぼたんえび、バイガイ、中トロ、かんぱちなどのお刺身に、てんぷら・煮魚・焼きサバ・豆腐・ひじきが少しずつついて2200円だった。後述するネカフェ代と並ぶ出費だったが後悔はない。あとごはん普通盛り頼んだら1.2合分くらいあって食べきれませんでしたごめんなさい。エビほんとおいしかったな。頭吸いたかったがみっともないのでやめておいた。少し緊張していたので最初に口にしたバイガイやかんぱちの味をあまり覚えていない。美味しかったという記憶だけが残る。

 

ということで午後9時を回り、金沢駅もだいぶ落ち着いた雰囲気。初めて快活クラブにとまるのでるんるん気分である。ビル自体は古そうだったが快活クラブの階でエレベーターを降りると、そこは別世界。高校のとき通った塾を思わせる綺麗な内装と明るい電気がついている。ネットで調べた通り手続きをしていると奥からスタッフさんがやってきて会員登録を手伝ってもらえた。完全セルフは気楽だが、初めてだったので人と喋れて安心した。学生は入会金0かつ部屋代20%オフとはすばらしい。安全面は第一なのでカードキーで出入りできる鍵付き完全個室にした。9時15分くらいにチェックインしたので9時間パックなら明日6時15分か、6時からの朝ポテト食べてみたいけど兼六園の早朝入園行きたいしな~とか考える。室内はベッドくらいの広さだが、コンセント、机、PC、座椅子などがすべておいてあり、コンパクト大好き人間としてはこの上ない快適空間である。さてさてキリもいいので(?)この辺で区切ろうと思う。次回は泊まるとこから。